砂漠の民、ベルベル人に会った~。

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サラーム☆モロッコ☆ベルベルスタイル

モロッコにはベルべル人という先住民族がいます。
彼らは独特のベルベル語を話し、主に西アフリカで生活をしています。
『ベルベル』は「わけのわからない言葉を話す者」を意味するように、アラビア語とは全く違った言葉を話します。
今では、都市部にもベルベル出身の方を多く目にします。
だいたい髪の毛がクルックルのテンパの方がそうかな~?なんて思って尋ねるとそうだったり(←これは、私たちのイメージと直感だけですが)

本当の意味は「高貴な出自の人」「自由人」を意味するようです。
だからかな~、出会ったベルベル出身の方は、みんなその瞬間瞬間を楽しんでる自由人って感じだったな~。
そしてキラキラしてる眼の奥にはしっかりとした芯を感じるような眼力を感じました。

そして、砂漠の民ベルベル人は、砂塵を避けるためにうま~くスカーフ・ストールを使ってこんな巻物をしています。
その他に、陽射しが強いのでそれをさえぎったり、強い風も吹いたりするので帽子がわりにもなります。
グルグル巻きつけるので、とっても長く3~4mくらいあったりしますよface02


私たちも撒いてもらいました。

これは、砂漠に行く数日前に尋ねたストール工房で、工房スタッフの方に撒いてもらった模様。

何故だか、それぞれにこのストールを選ばれてしまってましたが。。。

色んな撒き方があります。砂塵よけにマスクの様に顔を覆うくらいカバーしたり(左)、可愛くサイドでむすんだり(右)。

モロカンスカーフの素材は主に、サボテン・シルク・ウール・カシミヤなどが多いようです。

サボテンはとても強い繊維で、火であぶっても焼けないと実演されてました。


そして、ベルベル人にとって高貴なカラーは青!たまたま持って行ってたストールが青だった!私も青や藍色は大好き☆
(ちなみにモロッコ内ではイメージカラーっていうのがあって、赤=ベルベル・青=フェズ・緑=イスラムとなってるようです。)

ということで、オーベルジュ前の砂漠で遊んでた時に、ベルベル人に撒いてもらいました。

これもなんだかまた違う撒き方ですね。

そして、一緒にラクダキャンプに参加してたフランス人ファミリー達。

娘さんが可愛く撒いてました。似合ってるよな~。


モロッコはヨーロッパからとても近いのと、フランス領だったことから、ヨーロッパからのツーリストを多く目にしました。

ヨーロッパの方達はとても上手に撒き物をしていて、それがとても自然なんですよね。あ~、私も見習いたい。

そして、アラビア語以外にもフランス語が公用語のひとつになっているので、耳によくしました。


ちなみに、モロッコの方に日本語を教えてあげると、直ぐに話せて、とても綺麗な発音。

日本語の音が発しやすいのでしょうか。(前回のインドもそれはそれはみなさん、日本語が綺麗でした)


そしてベルベルスタイルの空間です。

温かみのある色合いが砂漠の大地にしっくり。
エスニック調のファブリックに心揺さぶられまくりました~face05


そして、ベルベル絨毯の工房へ。。。ここで一枚、旅の思い出にラクダの毛で織ってある小さなベルベル絨毯を買いました、宝物です。

色は全て自然なもので染色してあります。
手織りの温かな模様と質感です。